侵入窃盗、空き巣対策は常識を見直すことが必要!

侵入窃盗や空き巣は犯罪が凶悪化しています。自宅の出入り□、窓への対策方法は?

ピッキング対策だけでは足りない。常識を見直すことが必要!

警察庁の統計によると、平成14年の刑法犯認知件数は過去最悪を更新しました。なかでも強盗・殺人などの重要犯罪が過去最多となった背景には、17%という史上最高の伸び率を記録した住宅侵入盗事案、要は泥棒の凶悪化が関係していると思われます。

平成12年以後ピッキング対策が広まり、取り締まり強化もあってピッキング事案の認知件数は減少しましたが、それが新たな手口への移行を促した形になりました。

今や侵入窃盗犯は、あらかじめ下見をしたうえで侵入するケースがほとんどです。小さな異変を見逃してはいけません。表札に小さな書き込みがあったり、無言電話が増えたりしたら、侵入窃盗の予兆かもしれません。

ワンドア・ツーロック、ワンウインドウ・ツー・ロックは基本中の基本です。さらに防犯対策を強化する必要があります。場合によっては警察に相談するようにしましょう。

突然の訪問者へのインターフォンでの対応や留守番電話の応答メッセージについても、常識を見直す必要があります。アポなしの訪問だからといってインターフォンに対応をしないと、逆に留守だと思われて侵入され、窃盗犯と鉢合わせになる可能性があります。

また、留守番電話の定番として使われる『ただいま留守にしております』というメッセージは、わざわざ侵入犯に『今は不在ですよ』教えているようなものです。『ただいま手がはなせません』などに変えるような工夫や対策が必要です。

表札などに怪しい書き込みがされていないか、点検をしてみてください。もし書き込みがあった場合は下見をされている可能性が高いので、すぐに消してください。
例(SW=女性の一人暮らし、ロ1=老人一人暮らしなど)




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